小学校受験の偏差値と倍率
小学校受験をする人が増えてきていて、偏差値や倍率を記すものも増えてきました。私立の小学校は大きく分けて附属する先が大学、高校、中学の3種類があります。もちろん人気があるのは大学の附属校。大学までエスカレーター式で進学する形が最も楽だと考えるからです。そのため、私立の小学校の偏差値は大学の偏差値に比例していて、附属の難易度は高くなります。
大学や高校受験は純粋に偏差値だけで決まりますが、附属小学校の受験は正しい偏差値は存在しません。まだ月齢差が激しい年代であることから、一定のスコアを取った子から校風に見合った家庭環境などを考慮して選り好むのが俗に言う小学校のお受験です。ただこうした附属の小学校などでは附属先の大学などの偏差値が存在することから、おのずとそれが附属の小学校の偏差値ともなりうるというわけです。
けれど、中学校の受験と違って模擬試験の母数が極端に少ない小学校受験では、偏差値なんて出しようないのが本当のところ。小学校受験をするならあまり偏差値に惑わされずに学校のカラーや校風などで選ぶようにすることが大切です。
そして、幼児教室などでよく小学校受験の模試があり、偏差値なるものが出されたりしますが、あまり気にすることはありません。むしろ、偏差値より倍率(競争率)の方が気になるところ。競争率が激しいともちろん入りにくいわけですから。また、模試の内容自体がかなり違うものだったりするので、同じ模試で幅広く合否判定することは難しいといえます。
これは実際行われる入学試験の内容も学校によってかなり違いがあることからもいえることで、その学校に的確にあった模試で判定されていなかった場合の偏差値では何の意味も持たないといえるのです。一般的な小学校受験の模試は数、図形、常識と聞き取り、手先の器用さに行動観察などが含まれます。
どれに重きを置くかによっても違うし、学校によっては採用する項目も異なります。中学などのように国語、算数のような科目がないだけに判定が難しいんでしょうね。少し前までは偏差値などと言うものは小学校受験の際には出てこない単語だったと言います。何でも数字で現そうとする最近の傾向なのかもしれませんね。